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2007年08月30日

システム開発って?

システム開発って?

昨日の朝刊にこんな記事がありました。

障害者助成システム障害の記事でした。
『障害者に対しての助成金計算のソフトウェアに欠陥があり、需給が受けられなかった人が45名いた』
と言う内容の記事です。

この類の話は、同じシステム屋として他人事ではありません。

このシステムを開発した業者がどこなのかも、開発した経緯や背景もまったく分かりませんが。
一つ言えることは、システム欠陥の影響が多大にあるってことだけです。


でも、この記事を読んでて何か違和感を感じました。

それは、”最初のシステム開発から数年が経過している”ことです。

その間に誰もチェックしなかったのだろうか?誰も気が付かなかったのだろうか?

そして新聞の見出しには「ブラックボックス」と言う文字が浮かんでいる。
この「ブラックボックス」って言うのは何?

いったい、システムとは誰の為に、何の為に作っているのだろうか?
と言うのを考えてしまいます。


この記事には色んな意味で、沢山の問題が含まれている気がします。

もちろんシステムを開発した側の責任も重大です。
また、最初のシステム開発を発注した側にも責任もがあると思います。


通常こう言う類のシステム開発では。

発注者側からの要件・仕様を開発側が分析し、開発をしていきます。
開発が終わると発注側での受入テストを行います。

この時点でシステム欠陥はほぼ潰していかなくってはいけません。
もちろん、潜在的な欠陥は必ずどっかに潜んでいます。

システム開発も人間が作るものですから、必ずどっかにミスが存在します。

でも今回のシステムは、導入から数年が経過し、その欠陥自体も控除漏れと言う内容でした。
控除漏れと言う欠陥はなかなか気が付かない物なのでしょうか?

もちろんシステム自体がどんなものかを私は知りません。
偉そうなことを言うつもりもありませんが。


一体、システムって誰の為に作っているのでしょう?

誰が言い出して、誰が発注して、誰がテストして、誰がチェックして、誰が使うのか?
そして誰がその効果や影響をうけるのか?

誰の為のシステムなのでしょうか?

ミスした会社が全て悪いのでしょうか?

「ブラックボックス」って何がブラックボックスなのでしょうか?

使っている側の言い分としては「私は出来てると思っていた」「システムの中身までは知らない」と
言うのでしょう。

開発した側の言い分としては「発注側から資料が提出されていない」「こんな仕様は聞いていない」と
言うのでしょう。

これって一体何なのでしょうかね?
この業界では、ホント良くある話です。


一体システムは誰の為に、何の為に作るものなのでしょうか・・・。


そんなことを考えさせられる記事でした。
本当に、システム屋としては決して他人事ではありません。



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Posted by kensei at 11:49│Comments(1)日記

この記事へのコメント

はじめまして。きままと申します。

この記事を拝見して、胸を突くものがありました。

私もこの記事を読みました。


ブッラクボックスの責任所在は、両者共々にあると思います。

このシステムに関わった、使う側、開発側、両方の担当者の
仕事に対する情熱具合が表れたものだと思います。

つまり、誰の為の、何の為のシステムなのかを両者は考えていなかった、
もしくは、、勘違いしてた、、ってこと、ですかね!?


一番の要所をすっとばして、開発ってできるものなんですかね。。


開発側も、ちょっと想像力を膨らませば、特に気を使うところって分かりそうですけどね。。

私も、Kenseiさんの疑問に納得します。

これからも、お客様に喜ばれるシステムを提供して下さい。
別畑ですが、応援しています!
Posted by きまま at 2007年10月21日 00:42
 
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